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■英国ルイス・レザーズを紐解く歴史的な名著が完成!!


Lewis Leathersが創業した1892年〜1960年までの70年間の歴史とコレクションを紹介した写真集の前編。現Lewis Leathers代表にして世界一の“ルイス”マニアで知られるデレック・ハリス氏のコレクションはもちろん、デレック氏と古着ファッション研究の第一人者として世界的に有名な著者・田中凛太郎氏の強力なコネクションにより集められた革ジャン/ライダースジャケットは、まさに全世界から集めたと言っても過言ではない膨大な量。写真だけじゃなく詳細な内容もしっかり日本語で書かれていることが何より嬉しい。また一緒に掲載される当時の写真もスーパーレアなものばかり! Lewis Leathers、そして英国モーターサイクル文化を知る上でも歴史的な資料価値の高いシリーズ、売り切れる前に前後編ともに揃えるべし!!



［以下は、ストリートバイカーズVOL183での紹介記事になります］
　全世界にファンがいて、なおかつ誰もが知っているレザージャケット・メーカーにもかかわらず、英国“ルイス・レザーズ”の歴史をまとめたモノはじつはこれまでひとつも存在しなかった…。
　1892年にD Lewisの名称で洋服の仕立てを行う男性洋品店として創業したルイス・レザーズは、1900年代前半は時代の変遷とともにフライト・ジャケットの生産に追われ、戦後になりようやく本格的にライディング・ウェアの展開をスタートさせた。ご存知のとおり、イギリスはモーターサイクル・レース発祥の地。戦後すぐに盛んになり始めたモーターサイクル・レースにおいて、ルイスはレーシングスーツからグローブ、そしてブーツに至るまで多くのライダーを支えてきた。その歴史こそ、多くの若者たちがライダース・ジャケットとともに街でオートバイに乗り始めた1960年代以降の華々しい“ルイス・レザーズ”の栄光の立役者であり、その後、ルイス・レザーズの名が全世界に広がる歴史の転換点でもあったのだ。
　創業125周年を迎える今年、現Lewis Leathers代表にして、世界一のコレクターでもある“デレック・ハリス”氏と、古着ファッション研究の第一人者として、今や世界的に有名な“田中凛太朗”氏がタッグを組み、これまで存在しなかった栄光の歴史を紐解き始めた。始めてスグに分かったことは前後編２冊での発売「あまりにも膨大な量のアーカイブと栄光の歴史はとても一冊じゃ収まらない」こと。
　今年1月に発売された"前編"は、前述した栄光の歴史の立役者としてさまざまな展開を行ってきた〜1960年代までの70年間をクローズアップ。革ジャン・ファンのみならず英国モーターサイクル史を知る上でも歴史的資料価値の高い1冊。



●本文246ページ
●言語：英語/日本語併記
●著者：田中凛太朗
●発行：CTCLEMAN BOOKS／発売：(株)テンプリント
●サイズ：256×256mm(古いレコードのSP盤サイズで日本盤スタイルの帯付き!)
●価格：￥6,900(税別)